最近よく見かけるようになった「フェムケア」という言葉。
SNSや雑誌、ドラッグストアの売り場でも目にすることが増えてきました。
芸能人やインフルエンサーが発信しているのを見て、「気になるけど、なんとなくよくわからない…」「ちょっと気恥ずかしい…」と感じていませんか?
実は、FEMILIE編集部の私たちも、最初は同じように戸惑っていたんです。
特に40代を過ぎると、「今さら聞けない」「人にはちょっと話しづらい」と思ってしまうこともありますよね。
「なんとなく不快」が増えてくる、40代の体と心

年齢を重ねるにつれて、PMSや眠りの浅さ、肌のゆらぎ、そして「におい」や「ムレ」など、言葉にしづらい違和感が少しずつ増えてきたと感じませんか?
それでも私たちは、
「きっと年齢のせい」「みんなそうだし」と、自分の不調を後回しにしてしまいがちです。
家族のこと、仕事のことは優先するのに、自分のことはつい我慢してしまう――。
気づかないうちに、“無意識の我慢”が積み重なっているのかもしれません。
「フェムケア」は、“私をいたわる”セルフケア

フェムケア(femcare)は、
feminine(女性らしさ)+ care(ケア)を合わせた言葉。
生理用品だけでなく、女性の体・心・性・ライフステージ全体をケアすることを指します。
たとえば、こんなケアもすべてフェムケアです:
- 生理の不快感をやわらげる吸水ショーツや温活グッズ
- 更年期のゆらぎを整える漢方やアロマ
- デリケートゾーン専用の洗浄料や保湿ジェル、通気性のいい下着
- セルフプレジャーやメンタルケアで、自分を癒す時間
- 妊娠、出産、閉経といった女性の体の変化へのやさしいサポート
フェムケアは、「自分の体の声に耳を傾けること」そのもの。
特別なことではなく、誰にでもできる“自分へのやさしさ”なのです。
編集部も、ずっと後回しにしてきた「自分のこと」

FEMILIEの編集部は、全員が40代以上の女性。
「これくらいなら大丈夫」「歳だから仕方ない」と思い込んで、体や心の不調にふたをしてきた経験を、みんなが持っています。
だからこそ思うのです。
フェムケアは、恥ずかしいものでも特別なものでもなく、
“今日から始められる、わたしのためのケア”だと。
FEMILIEが届けたいのは、「私を取り戻す」視点

このマガジンでは、大人の女性が安心して向き合えるフェムケアを、やさしく・分かりやすく紹介していきます。
たとえば…
- 「デリケートゾーンケアって何から始めればいい?」という基本の話
- 「ちょっと恥ずかしい」を乗り越えるためのヒント
- コンビニやドラッグストアで手に入る、身近なフェムケアアイテム
- 「生理がつらい…」をやわらげる月経期の過ごし方
など、日常の中で自分ごととして受け取れる話題をお届けしていきます。
最後に、あなたへ

最近、「なんとなく不快だったこと」はありませんか?
その違和感は、あなたの体がそっと出してくれているサインかもしれません。
がんばりすぎないこと。
無理をしないこと。
そして、「自分を大切にする」こと。
FEMILIEは、そんなあなたと一緒に、
「わたしの体と心を整える旅」を歩んでいきたいと思っています。